【生後4か月】どんな遊びをする?お世話のポイント

子育て

生後4カ月ごろから首が座りはじめ、縦抱きでも首がぐらつかなくなってきます。うつぶせの姿勢で頭を起こせるようになり、視界が広がるためかいろんなものに興味を持ち始める時期です。身体全体を使って感情を表現したり、大きな声を発したり、一人遊びをしたり、赤ちゃんの「パワフルさ」が見えてくる時期です。この時期おすすめの遊び方や生活で気を付けることを紹介します。

お世話のポイント

誤飲の恐れがないか

この時期赤ちゃんは身の回りにあるものをなんでも口に入れようとします。とりあえず口に入れて確かめています。この時期は再度、赤ちゃんの周りに誤飲の恐れがあるものがないかチェックをしましょう。4cmより小さいものは飲み込む恐れがあるため、絶対に手の届く場所に置かないようにしましょう。ただ、口に入れて確かめる情報は赤ちゃんにとって大切なため、口にくわえて遊べるおもちゃなどを与えてあげてください。早い子だと生後4カ月で歯が生え始めます。口にむずがゆさを感じている場合もあるため、歯固めがついたおもちゃは、好んで遊ぶことが多いです。

お散歩で日光浴

お散歩をすると赤ちゃんの五感が刺激され、夜も眠りやすくなります。夏場の場合は暑すぎない午前中などに30分以内のお散歩をするのがおすすめです。また、紫外線を浴びると体内でビタミンDが作られ、「くる病」の予防にもなります。

決まった生活リズムをつくる

この時期から少しずつ、夜はまとまった睡眠ができるようになったり、日中の活動時間が伸びたりと赤ちゃんの生活リズムができてきます。それに合わせて、朝、起きて日光を浴びる、散歩に行く、ミルクを飲む、お昼寝をする、お風呂に入る、部屋を暗くして寝る、などの毎日の生活リズムをできるだけ一定にしてあげましょう。そうすることで赤ちゃんの体内にも少しずつ生活リズムが身についていきます。

おすすめの遊び方

この時期は五感を刺激し、スキンシップをたくさんとれる遊びがおすすめです。色に興味を持つ時期なので、たくさんの色を使った絵本は赤ちゃんにとって適度な刺激になります。また、一人遊びも始まるため、歯固めのついたおもちゃも喜びます。

我が家ではこんな絵本やおもちゃが人気でした。

スキンシップをとれる遊びとして手遊びも有効です。YouTubeなどにたくさん手遊びが紹介しているのでいろいろ探してみてください。我が家は「ベビールームままのて☆」さんの以下の動画で紹介されている手遊びをよくしていました。とくに「きゅうりができた」「おふねをこいで」「フランスパン」は大好きなようで、歌い始めるとニコニコと嬉しそうに笑います。いろんな手遊びを試して、気に入ったものを繰り返しやってあげてください。

手遊びをするときは、笑顔で目を合わせながらすることを意識しましょう。この時期から赤ちゃんは情緒が発達している段階です。目を合わせてスキンシップをすることで情緒の安定が促されていきます

お母さんの心のケアも大切な時期

この時期は「産後うつ」になりやすい時期であるといわれています。イライラしたり気分が落ち込んだり、赤ちゃんのことが可愛く見えなくなってしまったりすることがあります。赤ちゃんの睡眠時間や授乳回数などの生活リズムが徐々に安定してくる時期でもあるため、他の大人に任せて一人時間をとることも大切です。ずっと赤ちゃんと一緒に頑張ってきた分、離れることに不安を感じるかもしれません。本当に毎日気を張って過ごしていると思います。お母さんをはじめ家族が心身ともに健康でいることも大切な育児だと思います。少しでも自分自身に異変を感じたら、ちょっとの時間でも自分のために使われてください。

最後に

生後4か月。私は我が子のパワフルさの片鱗を見た時期でした(笑)。赤ちゃんが安全にパワフルに生活するためには、身の回りの安全な環境や、お母さんや家族の健康が必要になります。赤ちゃんのキャッキャと笑う姿が見れた時の喜びはかけがえのない嬉しさがあります。これからどんどんパワフルさが増してきますので、この時期ぜひ一度環境整理をされてみてください。

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