赤ちゃんが生まれて2か月。寝不足や慣れない育児に戸惑いながらも、赤ちゃんの小さな笑顔や仕草に支えられていました。ミルクを飲む量も増えたり、この時期から徐々に抱っこひもやベビーカーで散歩に出かけるようになりました。この記事では生後2か月の生活で気を付けたいことや、初めての散歩について、初宮参りで準備しておくといいことなどをご紹介します。
赤ちゃんの体温調整
赤ちゃんはまだ体温調整が苦手なため、時期に合わせて部屋の温度や湿度、肌着の調整をしてあげてください。私の場合、夏産まれでまだまだ暑い日が続いたため、赤ちゃんのベットにひんやりマットをひいていました。ニトリや赤ちゃん用品店(西松屋、ベビザラスなど)で手に入ります。3か月ごろまでの赤ちゃんは、ミルクを飲んだ後に口の端から、だらだらとミルクが流れ出てきてしまったり(溢乳)、げっぷと一緒にごぽっと吐いてしまうことがよくあります。シーツを変える頻度も多いため、2枚ほど用意しておくと便利です。
歯が生えた!?ミルクをあげるときに気を付けたいこと
2か月目のある日、ふと我が子をみると「もう上の前歯が生えてる!?」と驚いたことがあります。ご覧ください。
「立て!立つんだ、ジョー!」
と思ったんですが実は、これ上唇がめくれてしまっていたんです。ミルクを飲む際、上唇を巻き込む形で咥え続けると、上唇にたこができて次第に皮がめくれて形成されます。できるだけ、唇をアヒルのように外に突き出して咥える形を作ってから飲むようにしてあげてください。「丹下段平」顔もかわいいんですけどね。
初めてのお散歩!気を付けることは?
我が家は2か月ごろから散歩を始めました。ベビーカーや抱っこひもの選び方については今後、改めて記事を書きたいと思います。まずはそれぞれのベルトのつけ方を家の中で練習します。抱っこひもも慣れれば簡単ですがベルトが多く意外と最初はややこしいものが多いです。布団など軟らかいものの上に赤ちゃんを寝かせて、つける練習をしましょう。身体の大きさに合わせて調整も必要になります。適宜見直しをしてください。ベビーカーもベルトのつけ方、畳み方の練習をしておくと安心です。バスに乗る際など混んでいて急に畳む必要がある場合があります。赤ちゃんを抱えながら、いざ畳もうと思うとけっこう焦ります。
しばらくは車通りが少なく安全に歩けるコースを見つけて、同じコースを散歩するようにするのがおすすめです。最初は、車や自転車など周りにドキドキしながら散歩していました。自転車も急に歩道を飛び出してくる場合もあります。せっかくのお散歩なので、赤ちゃんも親も安心して歩けるコースを見つけておきましょう。初めての外気浴で赤ちゃんの体温も変わりやすいため、初めは長くても30分程度から徐々に散歩時間をのばしていってください。
初宮参りへ
初宮参りとは
初宮参りは、生後1か月ごろに神社で御祈祷をする行事です。神様に赤ちゃんが産まれた報告と、「健康に成長しますように」という祈りを捧げます。地域によって、お宮参りや初宮詣と呼ぶようです。
男の子は生後31日~32日目、女の子は32日目~33日目に行ったり、地域によって時期のばらつきがあるようです。我が家は、両家が遠方にあったことや、産後の母子の体調に合わせて、2か月目ごろに行きました。
前日までの準備
以下を確認しておくと安心です。
- 誰と行くか(祖父母との日程調整)
- 服装をレンタルするか(和装、洋装)
- 昼食の有無、予約(神社近くのお店は要予約)
- どうやっていくか(車、タクシー、公共機関)
- 赤ちゃんの持ち物(下記赤ちゃんセットを参照ください)
- 初穂料
当日の服装
赤ちゃん
正装は和装で、白羽二重の内着に祝着(のしめ)をかけます。男の子と女の子でデザインが異なり、男の子は虎や竜などの柄の黒系、女の子は手まりや蝶などの赤系の色が一般的です。レンタルも検索すると豊富なデザインがあります。
最近はあまり和装にこだわらないご家庭も増えています。真っ白なセレモニードレスなども多くいた印象です。
お母さん
和装、洋装どちらも多くいます。まだ産後間もなく、和装が疲れると感じるようであれば無理に着る必要はないと思っています。私が行った際も、明るめのスーツ、和装が半々くらいでした。記念撮影をする場合も多いと思いますのでスーツでない場合もフォーマル目な恰好がおすすめです。
お父さん
略礼服に白シャツ、白ネクタイが主流ですが、こちらも多様化しています。スーツの色やネクタイは好みのものを選んでおしゃれにされている方が多いです。ただ、あまりに派手な柄は赤ちゃんより目立ってしまうため、あくまで赤ちゃんが主役ということを意識して服装選びをすれば場にそぐわない服装にはなりません。
祖父母
祖父はお父さんを同じ略礼服が一般的です。祖母はお母さんに合わせて和装や洋装を選びます。祖父母も意外と服装に悩みます。特にお父さん側の祖父母への服装についての連絡を忘れがちになるので、お父さんが間に入って事前にどんな格好にするか打ち合わせておくと安心です。
いざ集まって服装がちぐはくだと、全員が気まずい気持ちになります。事前の打ち合わせは入念にしておきましょう。
当日の持ち物
初めての遠出になる場合も多いと思います。以下の準備があると安心です。
赤ちゃんセット
- オムツセット(オムツ、おしりふき、ごみ袋)
- ミルクセット(粉ミルク、ミルク用のお湯を入れた魔法瓶、哺乳瓶)
- 着替え、おくるみ、ブランケット
- ガーゼハンカチ
- 抱っこひも
神社の境内は人が多かったり、道がでこぼこしていたり、ベビーカーだと進みづらい場合も多いため、抱っこひもがあると安心です。また、時期によって、暑さ・寒さ対策をしておきましょう。
暑さ…日傘、扇子、保冷剤 寒さ…レッグウォーマー、靴下、帽子、ぽんちょ
初穂料
御祈祷には、初穂料がかかります。5,000円~1万円が相場ですが、神社によって決まっている場合もありますので事前に確認の上、白封筒やのし服をに準備をしておきます。
最後に
2か月ごろは外にでる機会も増える時期です。事前の準備をしっかりとして安心・安全に外出を楽しんでください。初宮参りなど行事は準備も多く大変ですが、きっと一生の思い出になります。お母さんは産後、身体がまだ回復しきっていない時期です。可能であればお父さんが事前の準備を引き受けて進めるとスムーズです。家族で子育てを存分に楽しみましょう!
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